ナダル BNPパリバOP棄権を発表「準備ができているとは思えない」<男子テニス>
BNPパリバ・オープン
男子テニスのBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、ATP1000)は6日、元世界ランク1位のR・ナダル(スペイン)が棄権したと発表した。 【ダニエル 太郎、望月 慎太郎、ジョコビッチ、マレーらBNPパリバOP組合せ】 ナダルは「この素晴らしい大会を去らなければならないのは、とても悲しいこと。僕がどれだけこの場所を愛し、どれだけこのインディアンウェルズでプレーすることを愛しているかは、誰もが知っているはずだ。それが、練習のために早くやってきて、準備をしようとした理由のひとつでもある。一生懸命に練習してきたけど、このような重要な大会で最高のレベルでプレーする準備ができているとは思えない。簡単な決断ではないし、実際厳しいものだけど、自分に嘘をつくことはできないし、何千人ものファンに嘘をつくこともできない。みんなと会えないのは寂しいけど、大会は大成功すると確信しているよ」とコメント。 ナダルは今大会、1回戦で元世界ランク3位のM・ラオニッチ(カナダ)と対戦予定だったが、代わりにラッキールーザーとしてS・ナガル(インド)がプレーすることとなった。 37歳のナダルは昨年1月の負傷離脱後、手術を行い2023年シーズンを欠場。今年1月のブリスベン国際(オーストラリア/ブリスベン、ハード、ATP250)で復帰したが、その後負傷が見つかり約2ヵ月の再離脱となった。それでも今月3日、エキシビションマッチではあるものの「The Netflix Slam」(アメリカ/ラスベガス、室内ハード)に出場し世界ランク2位のC・アルカラス(スペイン)と試合を行いフルセットを戦っていた。