針をねぎらい 裁縫の上達を祈って「針供養」
九州朝日放送
針を使ってさまざまなデザインを生み出す服飾専門学校の学生たち。 針への感謝を込めて針供養を行いました。 江戸時代から続くとされる針供養。福岡市の香蘭ファッションデザイン専門学校では開校以来毎年行われています。 250人あまりの学生たちが折れたり曲がったりして使えなくなった針およそ2000本を持ち寄って豆腐に刺し、感謝の気持ちを伝え裁縫の上達を願いました。 学生代表の山口結生さんは「針がなければ私たちの創造の世界、それに伴う喜びは生まれてきません」と感謝の気持ちを述べました。 出席した学生は「日頃の針への感謝をしっかりと伝えられたかなと思います」と話していました。 供養された針は清めの酒や塩などと一緒に学校の中庭に埋められました。
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