大坂なおみ選手、ユニフォーム姿が話題に! ファッションデザイナーYOONが手がけた「ナイキ」のウェアで全米オープンに出場
昨年7月に長女のシャイを出産した大坂なおみ選手。今年初めから試合に復帰し、全仏オープン、ウィンブルドンに続いて全米オープンに出場した。1回戦と2回戦でアンブッシュのクリエイティブディレクター、YOON氏が彼女のためにデザインした「ナイキ」のカスタムウェアを着てコートに登場した。 【写真】大坂なおみ。これまでの勝利の軌跡
大坂選手が着用したのは背中に大きなリボンをあしらったジャケットに白いチュールを重ねたスカート。スカートのウェスト部分やシューズにもリボンがあしらわれていた。それに合わせて、コートに入ってくるときにいつもつけているヘッドフォンにもレースを施し髪にもパールをつけていた。
大坂選手はこのウェアについて「私にとってのインスピレーションになったのは原宿のような日本。初めて日本に行ったときフリルやリボンをたくさん見た」とコメント。「コートにいるとき自分をガーリーだとは思わないけれど私には美しいもの、かわいらしいものに惹かれる部分がある。特にここ、ニューヨークではそれを強調することはとてもクールだと思う。ニューヨークでテニスコートは舞台のようなものなんだ」と語っている。
一方、YOON氏は「私たちはガールズワールドに生きている。なおみのコートでのルックとコレクションでそれを体現したかった」と話している。「このルックでは彼女がビジョンを提示してくれた。彼女がコートに立ったとき自信と心地よさを感じられるようなものを作り、彼女自身が100%自分の力を発揮できるようにすることがデザイナーとしての私の仕事だった。このコレクションはそのアイディアの延長線上にあるもの。女性が自分の個性を引き出し、自分自身のスタイルをより高められるようにするものだ」と語っている。
今回は残念ながら2回戦で敗退してしまったけれど、このルックでファッションアイコンとして、デザイナーにとってのミューズとしての一面も見せてくれた大坂選手。次の試合ではどんな自由なスタイルを見せてくれるのか、早くも楽しみだ。