東京の特産品販売に乗り出す事業者に最大650万円を助成 /東京
東京都は20日から、農林水産物や工業製品、食品など、都内産品の販売活動に新たに取り組む中小企業の募集を始めた。審査で認められれば、今年度から来年度にかけ、最大650万円の助成を受けられる。募集期間は6月20日まで。 東京発の売れる商品や地域ブランドの確立を目指す。助成対象は、都内の事業者で、都内特定産品の販売に新たに取り組むケースなど。対象期間は、今年7月下旬から2016年3月31日まで。都内特定産品とは、東京産の農林水産物のほか、食品や工業品で東京の伝統的手法などが認められるもの。 助成するのは、初年度に上限400万円(助成対象経費の3分の2以内)、次年度は上限250万円(助成対象経費の2分の1以内)。助成対象となる経費は、賃借費、工事費、雑役務費などの運営費や、広報費、展示会等事業費などの事業費。 審査会で書類を審査し、7月下旬に交付するかどうか決める。提出書類や詳細は、都産業労働局ホームページで公開する。