世界の民族音楽集う 富山県南砺市で「スキヤキ」開幕、25日まで
ワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド2024」が23日、富山県南砺市福野文化創造センターで開幕した。国内外のアーティストや市民楽団が出演し、南米やアフリカ、韓国などの多彩な楽器で国際色豊かな演奏を響かせた。25日まで。 初日は前庭でオープニングステージがあり、南砺市福野小学校のスチールドラムクラブ「気分はカリビアン」の演奏で幕開け。市民楽団の「トゥーマラッカ」は、3メートル超のジャガーや骸骨などの巨大人形と共に、ブラジル北東部の伝統音楽「マラカトゥ」をリズミカルに奏でた。 万博のテーマ事業プロデューサー、中島さち子さんが率いる多国籍グループ「クラゲバンド」や、南米フランス領ギアナのシンガー・ソングライター「クリス・コンベッテ」によるステージも盛り上がりを見せた。事前に開かれたワークショップの受講者による発表もあった。 24日は午後3時半から、福野中学校から福野文化創造センターに向けてパレードを行う。同5時半からの「ヘリオスステージ」には市民楽団「スキヤキ・スティール・オーケストラ」、オランダの6人組ロックバンド「ヌサンタラ・ビート」などが出演。25日は初来日のブラジル音楽の新鋭「アナ・フランゴ・エレトリコ」などが登場する。スキヤキは北日本新聞社共催。