兵庫・斎藤知事が関西広域連合の会合に出席 吉村大阪府知事と握手も
兵庫県の斎藤元彦知事は21日、大阪市内で開かれた関西広域連合の会合に出席した。17日投開票の県知事選で再選されてから対外公務は初めて。会合終了後には、知事選前に辞職を求めたこともあった大阪府の吉村洋文知事と握手し、両府県の連携を確認した。 【写真】再選斎藤氏、辞職促された吉村氏と微妙な距離感にじませ…百条委に協力も「対応問題ない」 会合で斎藤氏は、同連合の広域防災担当として「能登半島地震でのさまざまな課題を防災・減災プランに反映し、関西全体の防災力を高めていきたい」と発言した。 終了後、斎藤氏は吉村氏とのやり取りについて「来年は大阪・関西万博もあるので、一緒に盛り上げましょうという話だった」と記者団に説明した。自身の疑惑告発文書に端を発した一連の経緯を踏まえ、広域連合委員の他の首長らに向け「ご心配をおかけしたことは申し訳ない。関西を一緒に盛り上げていくためにご指導、ご協力をいただきたい」と述べた。 一方、吉村氏は府庁で記者団の取材に応じ「京阪神の協力で関西は強くなる。万博や経済成長、観光などで斎藤知事と一緒にやっていきたい」と話した。