健大高崎、4年ぶりの春勝利 下関国際降す 選抜高校野球
第93回選抜高校野球大会は第1日の19日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で1回戦が行われ、昨秋の関東大会を制した健大高崎(群馬)が第3試合で、下関国際(山口)に6-2で勝利した。健大高崎のセンバツ勝利は8強入りした第89回大会(2017年)以来4年ぶり。 【健大高崎vs下関国際の試合を写真特集で】 健大高崎は二回に伊藤、高松の適時二塁打で2点を先取。八回は4番・小沢の右越え適時二塁打などで計4点を奪った。右腕・高松は緩急をつけてコースを丁寧に突いて八回まで1安打投球し、2失点完投した。下関国際は九回に攻撃陣が奮起し、片桐の適時二塁打などで2点を返したが、終盤に守備が乱れて失点を重ねた。 ◇健大高崎・青柳博文監督 高松と綱川のバッテリーに尽きる。高松はボールに力が出てきたので、いい投球をすると思っていた。久々のセンバツで勝利ができて、感謝と強い気持ちが選手から伝わってきた。 ◇下関国際・坂原秀尚監督 打てなかった。もう少し積極的に振ってほしかった。健大高崎を相手に受け身になってしまった。悔しさをエネルギーにしてほしい。(2番手の)古賀はうまく打たせながら投げてくれた。 ◇全31試合を動画中継 公式サイト「センバツLIVE!」では、大会期間中、全31試合を中継します(https://mainichi.jp/koshien/senbatsu/2021)。また、「スポーツナビ」(https://baseball.yahoo.co.jp/senbatsu/)でも展開します。