柿沢未途被告「お答えを差し控える」繰り返す 被告人質問に30回以上
日テレNEWS NNN
東京都の江東区長選挙をめぐり、公職選挙法違反の罪で起訴された元衆議院議員の柿沢未途被告の裁判で、柿沢被告は、検察側の被告人質問に対し「お答えを差し控える」と30回以上、繰り返しました。 元衆議院議員の柿沢未途被告は、支援する前区長の木村弥生被告が出馬した去年4月の江東区長選挙をめぐり、区長選前に地元区議らに対し、あわせておよそ220万円を配り、買収するなどした罪に問われています。 20日の被告人質問で柿沢被告は、弁護人から現在の心境を問われると、「多くの方々に多大な苦しみをもたらした。私の責任は重く、一切争わないことにした」と話しました。 しかし検察側から、木村被告を支援した背景などを問われると、「裁判で一切争わない立場から、お答えを差し控える」とした上で、その後も、現金を提供した経緯などの質問に、30回以上にわたり「お答えを差し控える」と繰り返しました。