敗者戦1着も河端朋之は苦笑い「初日はチャンスはあったはずなのに、失敗」「この点数の脚じゃない」/西武園G3
西武園競輪場の「ゴールド・ウイング賞(G3)」は21日に2日目を迎えた。3Rの選抜に出場した河端朋之(39歳・岡山=95期)に話を聞いた。 先月のウィナーズカップで優出した河端朋之だが、今シリーズはまさかの一次予選敗退となってしまった。 「初日は仕掛け逃してしまい、人気に応えられなかった。確かに煽りもあったけど、それでも叩き切れていればチャンスはあったはずなのに。失敗しました」 2日目の選抜戦は「展開が向いてくれた」とタイミングよく仕掛けてなんとか押し切ったが「周りも脚をつかっていたので残れたけど、最後はタレていましたね…」と1着にも浮かない表情。「腰とかの状態もあって追い込んだ練習ができないので、長い距離をいく自信がない。正直、今は脚力以上の点数になってしまっている。この点数の脚ではないです」と冷静に自己分析した。 それでも「年齢的にも今からメチャクチャ強くなるというのは相当厳しい。ただそれを目指すくらいの気持ちでいかないと。それでやっとキープできるくらいだと思うので」と気力は決して衰えていない。残り2日もベストを尽くして、次走のダービーへと弾みをつける。(netkeirin特派員)