【バドミントン トマス杯&ユーバー杯2024】男子はインドネシアがインドとの熱戦制す! 女子はタイが台湾を下し首位通過!
5月1日に世界一の国・地域を決める世界国別対抗戦・BWFトマス杯&ユーバー杯2024(中国・成都)5日目が行なわれた。日本は男女とも予選リーグの最終戦に挑み、白星を獲得。グループリーグ首位で決勝トーナメントの準々決勝に進出した。 男子のトマス杯は、グループBとCの最終戦が行なわれた。グループCはインドネシアとインドが激突。前回優勝のインドは、第1シングルスのプラノイ・H.S.がアンソニー・S・ギンティンから勝利を奪い、先制。第1ダブルスは、インドネシアの若手マウラナ(上写真・右)/フィクリが、インドのシェティ/ランキレッディとの大接戦をファイナルゲーム19本で制して、1-1のタイに戻した。 第2シングルスは、今年の全英王者のジョナタン・クリスティと、インドの若いエースであるラクシャ・センが対戦し、ここでもファイナルゲームに突入。最後は意地を見せたジョナタンが21-17で勝利し、インドネシアを勢いづけた。 この勝利で優位に立ったインドネシアは、第2ダブルスのカルナンド/マーティンが2-0のストレート勝利。さらに第3シングルスも、チコ・アウラ・ドゥイ・ワルドヨがスリカンス・キダムビとの熱戦を2-1でモノにし、インドネシアがインドを4-1で下した。グループBは、決勝トーナメント・準々決勝進出を決めている日本と台湾が対戦し、日本が5-0で快勝した。 女子のユーバー杯も、グループBとCの最終戦を実施。グループBはタイと台湾の勝負となり、ラチャノック・インタノンやジョンコパン/ラウィンダなどのベストメンバーで挑んだタイが、5-0で勝利をつかんだ。グループCは日本とインドネシアの勝負を、日本が接戦の末に3-2で制し、グループ首位通過を決めている。
文/バドミントン・マガジン編集部 写真/BADMINTONPHOTO