トランプ氏が予測市場でリード/博報堂がワールドコインと提携【Weekly Review:10/5~10/11】
注目のニュースをカテゴリー別にピックアップ。これさえ読めば、1週間の大まかな動きをキャッチできます!(値動き中心のニュースは一部省いています)。
今週の注目!
11月5日に行われる米大統領選まで1カ月を切りました。予測市場ではトランプ氏が再びリードを広げているようです。その結果は、暗号資産はもちろん、世界の動向に大きな影響を与えます。いずれにせよ、米国、そして世界でのさまざまな分断が拡大しないことを願います。
ビットコイン
何度目かのサトシ・ナカモトの話題で盛り上がったビットコイン。ですが価格は、週のはじめに6万4000ドルに迫ったあと伸び悩み、週末に向けて一時、6万ドルを割る局面も。日本時間12日18時頃には6万2000ドル台後半まで戻していますが、大統領選まではレンジ相場が続くと見られています。
市場動向
暗号資産投資家の大多数はドルコスト平均法(DCA)で購入しているそうです。ボラティリティに対するヘッジになり、意思決定プロセスから感情を取り除くと評価されています。
業界動向
大手広告代理店の博報堂がワールドコインと提携、と日経新聞が伝えました。現在約40カ所に設置されている認証用機器「オーブ」を100カ所規模に拡大するとか。ワールドコインに対しては不安視する動きもありますが、虹彩認証やデジタルIDの普及を推進することになるかもしれません。
One More Thing
事業会社が暗号資産を使ったサービスを展開する場合、「暗号資産交換業」に該当してしまうリスクがありましたが、アンホステッド・ウォレットサービスは該当しないと金融庁が判断しました。9月末には金融庁が、Web3ゲームでの暗号資産の活用促進に向けて検討を始めるとのニュースもありました。税制改正も含め、年末に向けて金融庁の動きは要注目です。 |トップ画像:Shutterstock
CoinDesk Japan 編集部