スベスベに見える肌も、実は「フィルター」。リアルな顔を披露した女性、話題に「人と比べないで」(海外)
SNSに投稿する写真や動画を、簡単に加工できる「フィルター機能」。そんなフィルター機能を使った場合と、使わなかった場合、両方の肌を比較した女性のTikTok動画が話題です。【Eleanor Ashwell / BuzzFeed Japan】 【動画】フィルターありとなし。肌の見え方の違いがこちら
動画に映っているのは、美容系インフルエンサーのラヴィニア・ルザンダさん。
ラヴィニアさんはメイクをした状態で登場し、①フィルターをつけたときの自身の肌、②フィルターを外したときの肌、③明るい照明から離れたときの肌の違いを紹介しました。動画はこれまでに、160万回以上再生されています。
最初に、「フィルターをつけたときの肌」を披露したラヴィニアさん。顔がカメラに近すぎると、加工が外れてしまうフィルターもある中、ラヴィニアさんが使っているものは、アップ時も肌がスベスベに見えます。
次に、「フィルターを外したときの肌」。ラヴィニアさんは「唇の形が変わった。あと、肌の凹凸も見えるようになった」と説明します。
そして「明るい照明から離れたときの肌」です。動画を撮影する際に使っているというリングライトから離れてみると、肌の見え方がまた変わります。
「私のリアルな肌の質感がわかる。ニキビ跡や凹凸、ホルモンバランスの崩れでできた吹き出物がある。うぶ毛も生えている」「でも、リングライトに近づくと、さっきまで見えていたものが全部、光で飛ぶのがわかると思う」
ラヴィニアさんは動画の最後、視聴者にメッセージを送りました。
「SNSとかを見るときに、覚えておいてほしいことがある」
「私たち(インフルエンサー)のなかには、メイクなどがきれいに見えるように、リングライトを使ったり、フィルターを使ったりする人もいる」
「それはそれでいいんだけど、視聴者として、動画撮影にさまざまな加工や技法を使っているかもしれないことを覚えておいてほしい」
「なにより、SNSで他人と自分の肌を比べないで。もしかすると、その肌は加工されているかもしれないから」
動画には、「12歳の娘にこの動画を送った。自分に非現実的な期待をさせないように、子どもたちを教育していくことが大切だと思う」「どうメイクをしても、SNSで見る女の子たちみたいにはならないから、メイクの方法を間違えているんじゃないかと思っていた」「SNSで見る他人と自分をよく比べちゃう。この動画を投稿してくれて、ありがとう」など、さまざまなコメントが寄せられています。