チェルシー移籍が決定的になっているグイウ [写真]=Getty Images

　チェルシーが、バルセロナに所属するU－19スペイン代表FWマルク・グイウの獲得で基本合意に達したようだ。26日、イギリスメディア『BBC』や同『アスレティック』などが伝えている。 　2006年1月4日生まれで現在18歳のグイウは、2013年に“ラ・マシア”（バルセロナの育成組織）に加入。身長187センチメートルのFWで、2023年10月22日に行われたアスレティック・ビルバオ戦に途中出場してトップチームデビューを果たすと、同試合の決勝点となるゴールを挙げ、17歳291日というクラブ史上最年少デビュー弾を決めた選手にもなった。トップチームではこれまで公式戦7試合出場で2ゴールを記録している。 　バルセロナとしては現行契約が2025年6月30日までとなっているグイウの残留を望んでいて、契約延長のオファーを提示しているものの、契約には500万ポンド（約10億円）の契約解除条項も設定されていることから、チェルシーやバイエルンなどから関心を寄せられており、去就には注目が集まっている。 　そんななか、今回の報道によると、チェルシーはグイウの契約に設定されている契約解除条項を発動して同選手を獲得することを決断したという。また、『アスレティック』によると、チェルシーは2030年6月30日までとなる6年契約を締結することで同選手とも合意に達したようだ。 　なお、今後はロンドンで予定されているメディカルチェックを受けた後に正式発表される見込みとなっており、グイウはエンツォ・マレスカ新監督が就任したチェルシーのトップチームに加わることが決定的になっている。