燃料デブリ取り出し装置の回収完了 トラブルの原因調査へ 東京電力
日テレNEWS NNN
東京電力は、燃料デブリの取り出しが中断する原因となった装置を25日に格納容器から引き抜き、回収しました。今後トラブルの原因を詳しく調べることにしています。 福島第一原発2号機の燃料デブリの試験的な取り出しは、今月17日、取り出し装置の先端につけたカメラが映らなくなり作業が中断しています。 原因を調査するため23日から取り出し装置の回収を始めていましたが、東京電力によりますと25日午前8時50分ごろに回収を完了したということです。 東京電力はこれまでの調査からカメラ本体の不具合がトラブルの原因とみていますが、26日から詳しく調べることにしています。 取り出し作業の再開の見通しは立っていません。