オトメナシャチョウ7着・アメリカンビキニ9着…日本馬6頭に厳しい現実
【デルマー(米カリフォルニア州)=平沢祐】米国競馬の祭典、ブリーダーズカップ(BC)は1日、カリフォルニア州のデルマー競馬場で行われ、2歳のGI4競走に日本馬6頭が出走した。牝馬(ひんば)のジュベナイルフィリーズ(ダート1700メートル)はオトメナシャチョウが7着、アメリカンビキニは9着。ジュベナイル(同)ではエコロアゼル(牡(おす))が8着、シンビリーブ(同)は10着に敗れた。ジュベナイルターフスプリント(芝1000メートル)に参戦したエコロジーク(牡)は8着で、ジュベナイルターフ(芝1600メートル)のサトノカルナバル(牡)は9着に終わった。 【写真】凱旋門賞を制したのは英国馬
果敢に遠征した日本の若駒たちに、厳しい現実が待っていた。ジュベナイルに出走したエコロアゼルも先行集団に取り付いてレースを進めたが、最後の直線半ばで力尽きた。今年の宝塚記念でGI初勝利を挙げ、BCの大舞台で初めて騎乗した23歳の菅原明良は「手応えがあって3コーナーを回ってきたので、一瞬期待したんですけど」と悔しがっていた。