あまりにも残念…。ユーロ2024、グループリーグ期待ハズレの選手(7)屈辱交代に涙…。ボールを失い続けたアシスト王
現地時間6月26日にEURO2024(ユーロ2024)のグループリーグ全日程が終了した。イタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリのように評価を大きく上げた選手もいれば、低調なパフォーマンスに終わった選手もいる。今回は、出場国の中で期待外れに終わった選手をピックアップして紹介する。 【決勝トーナメント表】サッカー ユーロ2024(EURO2024)
MF:ヨエイ・フェールマン(オランダ代表) 生年月日:1998年11月19日 グループリーグ成績:3試合0得点0アシスト ユーロ2024(欧州選手権)に臨むオランダ代表にはフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)という中盤の核がいない。同選手は怪我の影響で昨年9月を最後にオランダ代表の試合に出場しておらず、予選は彼以外のメンバーで何とか突破したが、本大会はそう甘くはなかった。 デ・ヨングの代わりに出場した選手の中でも厳しいパフォーマンスに終止したのが、2023/24シーズンにエールディビジでアシスト王を獲得していたフェールマンだ。彼本来の持ち味であるパスで違いを作るシーンは皆無に近く、ボールロストだけが目立った。 特に厳しいパフォーマンスに終わったのがオーストリア代表との第3戦で、フェールマンはこの試合で先発に抜擢されていたが35分に戦術的な理由で交代となった。というのも、オーストリア代表の整備された高い強度のプレスを前に何度もボールを失い、先制点を献上した場面も彼のロストからだった。データサイト『Sofa Score』によると、この試合で彼は35分までの出場ながらチーム2位の16のロストを記録している。 これだけ中盤でボールを失うようではカウンターを受ける一方だ。屈辱の交代後に彼は涙を流したそうだが、決勝トーナメントでリベンジのチャンスは訪れるのだろうか。
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