京本政樹「昔は、人生50年なんて言われたころもあったけど…」人生100年時代を語る
「人生100年時代をどう生きるのか」をテーマにしたトークイベント「bjbコレクション」が21日、東京・玉川のアレーナ・ホールで行われ、今年、デビュー45周年を迎えたシンガー・ソングライターで俳優の京本政樹が出演した。「テレビやラジオなどでのトークはあるけど、トークイベントは記憶がない」と言うと、自らの体験を振り返りながら「人生100年時代」を1時間にわたって語った。 【写真】「The・芸能人」と2ショットに騒然!二度見するオーラ 同イベントは、バブル時代を生き抜いてきた“bjb世代”が、さまざまな世代の生き方に触れたり、自らの美・健康・仕事・趣味などを語る“大人の文化祭”。バブル時代から現在でも現役で活躍するアーティストや経営者が登場し「人生100年時代をこれからも楽しく生きていく」ことを語るもの。 京本はイベント出演のオファーが来た時に「昔は、人生50年なんて言われた頃もあったけど、今は生きようと思ったら100年生きられる時代なんだということを改めて思った」と言う。その上で「僕も(デビュー)45年を迎えたけど、たくさんの人との出会いが僕を成長させてきてくれた」と、森繁久彌さんや大川橋蔵さん、藤田まことさん、さらには深作欣二監督などとの出会いや思い出などを語った。 「僕のデビューは、山田太一さんが脚本を担当していた『男たちの旅路』の『車輪の一歩』(NHK=79年)が起点になっているのですが、実は、その以前からドラマなどに出ていて…。その時に森繁さんに可愛がってもらったんです。ですから、自分の中では、もう50年ぐらい活動している感じなんです。確か、橋蔵さんは55歳で亡くなられたわけですからね、自分でも驚きます」。 一方で、千葉真一さんや真田広之、志穂美悦子らと共演した「里見八犬伝」(深作欣二監督=83年)については「当時は髪が長かったので、一緒にいるとファンからは僕もJAC(ジャパンアクションクラブ)のメンバーだと勘違いされちゃってました」と振り返っていた。 今回のトーク・イベントは入場無料で行われたが、京本の出演に九州や仙台など地方からもも熱心なファンが駆けつけていた。同イベントは22日も行われ石田純一や網浜直子、杉浦幸らが登場する。
報知新聞社