[山口県]土砂降りの日も食べたくなる? 道の駅「北浦街道豊北」 来月からブリの海鮮丼新メニュー 下関市
「めで鯛ドッグ」なども
土砂降りの日でも、わざわざ食べに出かけたくなるほどのおいしさ―。土砂降りの「ぶり」と食材のブリをかけて「どしゃぶり丼」と名付けた新メニューが12月1日から冬季限定で、下関市豊北町神田上の道の駅北浦街道豊北のレストランで販売される。冬が旬の寒ブリをふんだんに使った海鮮丼で、熱々のだしを土砂降りのようにかけてだし茶漬け風に“味変”させて楽しめる。 【写真】「めで鯛ドッグ」(左)と「豊北おこげせんべい わかめしぐれ味」=下関市豊北町神田上 観光名所の角島近くにある道の駅で、海水浴シーズンの夏場を中心ににぎわいを見せるが、冬場は訪れる人が少ないことから、寒い時期に脂が乗っておいしさを増すブリに目を付けた。 特製しょうゆだれに漬け込んだブリを中心にした海鮮をご飯に載せた丼。薬味や大根おろしを加えられるほか、途中から熱々のだしをかけて食べるのがお薦めだ。レストランわくわく亭で来年3月まで提供され、1日限定20食。通常価格は税込み2千円だが、来駅当日午前9時時点の天気予報で県西部に気象の注意報か警報が発令されている場合は“荒天時特別価格”として500円引きになる。 市職員ら関係者を招いた試食会が20日にあり、島崎敏幸副市長は「味も変えられて楽しい。これを目当てに来てもらえる自信がある」と太鼓判。同駅の次賀孝之飲食課長は「冬の方が魚はおいしい。より多くのお客さまに召し上がってほしい」とPRした。 この日はさらに2品の新商品を発表。骨なし天然マダイのフライを玉子サラダと一緒にフランスパンにはさんだ「めで鯛(たい)ドッグ」(税込み500円)を、焼き立てパン工房ラ・メールが12月1日から発売する。豊北産のコメを使った「豊北おこげせんべい」をワカメのつくだ煮「わかめしぐれ」味にした新商品(同540円)は今月からほうほく夢市場で販売されている。 株式会社道の駅豊北の久保和宏社長は「訪れる方々に喜んでほしいと開発した。地域資源を活用しながらさらにパワーアップさせたい」と意気込む。問い合わせは同駅(電話083・786・0111)へ。