沖縄では東日本大震災以来の津波警報 避難した住民たちの声
沖縄テレビ
2011年の東日本大震災以来となる津波警報が発表された沖縄地方。海に囲まれた沖縄で住民の避難に対する意識も改めて高まったようです。 豊見城市の海に近い小学校の屋上では、避難した住民などが配られたライフジャケットを着て、不安そうに海の方向を見つめていました。 各地で大勢の人たちが迅速に高台や高い建物へと避難しました。 近所に住む親子: 「津波が来るのがめっちゃ怖かった」「たまたま(子どもの)学校が休みだったから良かったんですけど、もし、別の所にいた時とか避難場所を再確認しようと思いました」 那覇市・黄金森公園 公園近所に住む人: 「うちのところは下のほうで(海抜が)2メートルしかないので、すぐに川もあるし、何かあったら走って逃げようというのは前々から家族でも話していた」 学童保育の先生: 「訓練と違って子どもたちも本物の津波が来るということだったので、ぱっと動いてくれて助かったではないですけど、すぐ避難することができました」 宮古島市の高台にあるカママ嶺公園にも200人近くが身を寄せました。 子ども連れの女性: 「安心しました」「(津波警報が)まさか宮古島にくるとは思っていなかったのでびっくりでした」 石垣市避難場 近くで働く男性: 「初めてなので戸惑っているんですけど、みんな無事に避難できているので、職場としては何とか大丈夫です」 石垣市中山市長: 「引き続きしばらくの間は地震の情報に注意していただきたい。昼間ではなくて夜間の場合もありますので、その場合も含めて避難できる体制は整えていただきたい」
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