山本譲二「頭が上がりません」デビュー前から支えてくれた妻を褒めちぎる 一方、悦子夫人は…
<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> デビュー50周年の節目を迎えている山本譲二(74)が「いい夫婦の日」の11月22日、都内で悦子夫人(70)と取材に応じました。 【写真】悦子夫人にキスをする山本譲二 2人の出会いは1974年7月。山本が「夜霧のあなた」でデビューをする直前です。山本が24歳で悦子さんは19歳。歌手になる夢を追い、食うや食わずの生活を送る山本に対し、悦子さんは既にドラマ「西遊記」や「ハトヤホテル」のCMなどにも出演する若手女優として活躍中。2人の収入には大きな格差があり、山本は小遣いをもらってギャンブルをするような生活です。山本自身の言葉で言えば「ヒモみたい」だったそうです。悦子さんは山本への当時の気持ちを「早く一丁前の歌手になってほしい。それだけでした」と以前の取材で話しています。 山本の努力と悦子さんの支えもあって、出会いから6年後の80年8月発売の「みちのくひとり旅」がついにヒット。ミリオンを達成して「山本譲二」の名前が全国に知れ渡ります。7年後の87年に結婚。2人の子どもを授かり、今は7歳男児の孫がいます。 この日の取材では山本が「結婚して40年近く。妻には頭が上がりません。ずっと『最後の女』です。(浮気などがばれて)離婚届を目の前に出されたこともありましたが…」と反省交じりに吐露。悦子さんのことを「正義感の強いところと誰に対しても同じように接するところが好き。素晴らしい女性です」と褒めちぎりました。これに対して悦子さんは「(山本の好きなところは)声です」とひと言のみ。しばらくの沈黙の後に「声だけかいっ!」。がっかり感ありありの山本の声が響き渡りました。 夫婦漫才のような爆笑タイムの後は写真撮影。記者からの「悦子さんのほおにキスしてください」のむちゃぶりにも山本は笑顔で応じてくれました。そのショットが11月23日の日刊スポーツ紙面に掲載されています。悦子さんのニンマリとした表情が何とも魅力的な1枚です。【松本久】