連勝をストップされ、王座を奪われたクンスックレック（右）のリベンジマッチを受けて立つ王者・松田

　2024年9月21日（土）タイ・ラジャダムナンスタジアム『RWS』（U-NEXT配信）にて、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王者・松田龍聖（大原道場）が前王者クンスックレック・ブームデックシアン（タイ）とダイレクトリマッチを行う。 【写真】松田は自分の試合と武尊の試合の画像を並べ、メッセージと共に投稿した 　両者は7月14日に千葉・TIPSTAR DOME CHIBAで開催された『RWS JAPAN 2024』にて、ラジャダムナンスタジアム認定バンタム級（53.5kg）タイトルマッチ3分5Rで対戦。41戦負け無し（1引き分けを含む）という快進撃を続け、ムエタイのトップを走る王者クンスックレックに松田が挑戦し、2RでKOするという大番狂わせを起こした。 　今回の再戦は“スーパーファイト”と銘打たれ、松田にとってはラジャダムナンスタジアム認定バンタム級王座の初防衛戦。ムエタイの威信を懸けるタイ側は「判定勝利には50万バーツ（約210万円）」「KO勝ちには100万バーツ（約420万円）」「いい試合を見せた場合は両選手に25万バーツ（約100万円）」と高額のボーナスが出ることも発表された。 　20日に前日計量を終えた松田は「日本人初のRWSスーパーファイト必ず勝ちます。日本代表として、そしてラジャダムナン王者として必ずベルトを防衛して日本にベルトを持って帰ろうと思います」と、自身のSNSに意気込みを投稿。アウェイでの必勝を誓った。 　さらに松田は「1週間後の武尊選手のタイでの試合の前に、僕がタイで勝って武尊選手に勝利のバトンを繋ぎます。日本代表として必ず2人で勝ちましょう」と、9月27日（金）にラジャダムナンと並ぶムエタイの殿堂ルンピニースタジアムにて『ONE Friday Fights 81』（U-NEXT配信）でタン・ジン（ミャンマー）と対戦するK-1三階級制覇・武尊（team VASILEUS）にメッセージを送った。 　ムエタイの2大殿堂で、日本人トップファイターが2週続けて勝ち名乗りをあげることが出来るか。