【ジャパンC】イクイ&リバティに「一矢報いる」ことができる1頭 “ド安定馬”がベスト条件に帰ってきた
ジャパンカップ:とっておき推奨馬
二代目・穴の料理人 編集・大木(競友) スターズオンアース 「今回と同じ東京2400mのオークスは、大外枠から終始外々を回る形ながら、メンバー唯一の上がり33秒台で豪快に差し切る圧巻のパフォーマンスを披露。その後は両前肢の剥離骨折明けの秋華賞、今年の始動戦の大阪杯と決してベストとは言えない阪神内回りコースで負けて強しを印象付ける好内容だった。前走のヴィクトリアマイルはトップマイラーたちとの瞬発力の差が最後の伸びに出てしまったが、本質的に中~長距離が向いていることは明らか。 秋緒戦の天皇賞(秋)を右前肢の蹄の不安で回避する形になったが、結果的に世界レコードが出るような消耗の激しいレースをパスできたことは不幸中の幸いだ。それに天皇賞時の1週前追い切りでは引っ掛かり併せ馬にならなかった経緯もあり、この中間シッカリと我慢を利かせて併せ馬を消化できているのは何よりの好材料。ビュイック騎手が跨った最終追いも折り合いが付いた分、終い促すと抜群の瞬発力で伸びたように動きは文句なし。調整過程からも無理をせず、立て直した効果はてき面と判断していいだろう。 ここまでのキャリア10戦あらゆる舞台、展開となろうが崩れなかった二冠牝馬がベスト条件に帰ってくるとなれば、強豪2頭にも一矢報いるチャンスは大いにある」