美祢で個展「小さなKoubaco美術館」 宇部在住の姉妹、絵と写真展示
絵と写真の個展「小さなKoubaco美術館 ~繪と寫眞~(えとしゃしん)」が12月5日、美祢のセレクト雑貨店「coconi」(美祢市西厚保町本郷)で始まった。(山口宇部経済新聞) 【写真】たなかさんの作品 宇部市在住のフォトグラファー・たなかみちよさんと、妹で絵描きとして活動するわたなべまさえさんの姉妹による個展。昨年、「クリエイティブ・スペース赤れんが」(山口市)で開催したところ好評だったことから、今年は会場を変えて行う。 たなかさんは、「妹の描いた絵が私のスタジオに来るお客さんに好評だったことや、以前から二人とも個展をやってみたいと思っていたことから昨年初めて開催した。coconiの店主・浜崎祥美さんとはコロナ禍にたまたま店を訪れたことをきっかけに知り合い、個展開催の誘いを受けていたこともあって今回実現した」と話す。 同展では、たなかさんがフィルムカメラで撮影した作品を中心に、猫や普段から撮りためている自然物や海、夕方などの風景写真約30点を展示する。わたなべさんは、手のひらサイズのキャンバスに猫が人間のように暮らす様を描いた作品など約30点を展示する。展示作品に合わせ、同店は猫をモチーフにした雑貨や菓子などの商品を並べる。 わたなべさんは、「作品は一点ものばかり。雑貨や小物を見る感覚で、絵を身近な存在として飾ってほしい。自分の気持ち次第で見るたびに感じ方が違うので、ピンとくるものがあれば手に取ってもらえれば」と笑顔を見せる。 たなかさんは、「お客さんと実際に話ができるのが楽しみ。直に感想を聞けるのは学びにもなる。写真を額に入れて飾る様子や、その瞬間しか撮れない作品を見てもらえれば。会場の店になじむような、手に取りやすいものを中心にセレクトしている」と来場を呼びかける。 開催日は、12月7日、12日、14日、19日、21日。開催時間は、13時~16時。
みんなの経済新聞ネットワーク