北陸新幹線は一時停電…石川県で最大震度5弱の地震 富山県氷見市で震度4 あいの風とやま鉄道一部遅れも
富山テレビ放送
26日夜、石川県西方沖を震源とする地震があり、県内で震度4を観測しました。 県内でこの地震による被害は、確認されていません。 地震があったのは、26日午後10時47分ごろで、各地の震度は石川県輪島市などで震度5弱、県内では、富山市、高岡市、射水市、氷見市、小矢部市で震度4、そのほかの市町村で震度3を観測しました。 県によりますとこの地震による人や建物への被害は、今のところ報告されていないということです。 北陸電力によりますと志賀原子力発電所は1号機、2号機ともに運転を停止していて、放射性物質の放出などはないということです。 また、この地震の影響で北陸新幹線は一時的な停電が発生し、富山-金沢間で3本の列車が運休、6本の列車に3時間半から4時間の遅れが出ました。 また、あいの風とやま鉄道でも安全確認などのため8本の列車に最大で3時間あまりの遅れがでました。 一方、1月の能登半島地震で大きな被害を受けた氷見市では多くの人が不安を感じていました。 *氷見市民は 「時間も経って(地震を)忘れていた。夜だったので驚いた。大事なものを持ったり服を着たり準備をした」 「もう大丈夫、もう大きな地震は来ないと思っていたので(驚いた)」 「テーブルの荷物がまた落ちたりした。実家では地震対策の金具を付けたりするが、そこまでしていなかった。実際にきのうの揺れを感じて、改めて対策しようかなと」
富山テレビ放送