色合い華やかにコシノヒロコさんの世界 廿日市市で作品展始まる
ファッションデザイナーのコシノヒロコさん(87)の作品展「COLORS88 アートとファッションの世界」が8日、広島県廿日市市下平良のはつかいち美術ギャラリーで始まった。洋服や絵画など約130点を展示している。市芸術文化振興事業団と中国新聞社の主催で、12月8日まで。 スカートやニット地のワンピースなど、65年以上デザイナーとして活躍するコシノさんが手がけた洋服が並ぶ。東京のファッションショーでモデルが身に着けた作品で、華やかな色合いが映える。 「創作の原点」として墨で描いた洋服の「スタイル画」をはじめ、多様な絵画作品も目を引く。同市阿品台の河本早女さん(74)は「色彩を見ているだけで楽しい」と見入っていた。 作品展は一般千円、小中高生・65歳以上500円。10、24日には併設のウッドワンさくらぴあで、コシノさんを招いた関連イベントも開く。同ギャラリー☎0829(20)0222。
中国新聞社