バイクの希望ナンバー制、2026年度に導入へ! 申し込みは四輪と同じフローで、人気の番号は抽選
導入までのスケジュール
上記のような新制度を導入するためには自動車登録検査業務電子処理システム(MOTAS)や希望番号システムの改修、新様式に対応した自動プレス機の導入などが必要だという。 システムの改修期間は1年間程度、自動プレス機の導入について2年~2年半ほどを要する見込みという。また、関係省令・通達等の改正作業を行う必要も生じるが、これらに関しては、1~2年程度の作業期間で十分に対応可能とのこと。 というわけで、2年~2年半の準備期間を置いて、令和8年度(2026年度)に新様式のナンバープレートと希望番号制度の導入を行うことが適当であるとされた。 つまり、このまま順調にいけば2026年度に希望ナンバー制が晴れて導入されることになるわけだ。 ──イメージではあるものの、図をそのまま受け取るなら、新様式・希望ナンバー制の導入は2026年度の後半に。希望ナンバー料金の決定はけっこう直前になるようだ。
レジェンドライダーのゼッケン番号、勝手に5選
さて、慌てて先走るのがヤングマシン流であるからして、希望ナンバー制が導入されたら愛車に付けたくなるであろう、往年(および現役)のGPライダーのゼッケン番号を勝手に5選してお届けしたい。 以下、もちろん異論は認めよう。若い世代の方は置いてけぼりにしてしまったら申し訳ない。ごめんねごめんねー! 1)『7』──1976年、1977年にスズキRG500で世界チャンピオンになったレジェンドライダー「バリー・シーン」が、当時チャンピオン獲得者は『1』を付けるのが普通だった頃にこだわった番号。おじさん世代は感涙か。 2)『46』──言わずと知れた「ヴァレンティーノ・ロッシ」が愛した番号。1997年に125ccクラス、1999年に250ccクラス、2001~2005年、2008年、2009年と9度の世界チャンピオンに輝いている。父グラツィアーノ氏の現役時代の番号でもあった。 3)『93』──すでにレジェンドクラスと呼んで差し支えない「マルク・マルケス」の番号。1993年に生まれたことがその由来だ。2010年に125ccクラス、2012年にモト2クラス、そして2013~2014年、2016~2019年にモトGPクラス王者。2024年、ホンダからドゥカティへ移籍。 4)『31』──永久欠番にこそなっていないが、我々日本人にとっては平忠彦~原田哲也と継承された31番への思い入れが強い。そんな31番を最高峰クラスで纏うのは、今年MotoGPクラスデビューとなった超新星、ペドロ・アコスタだ。原田哲也さんもアコスタは将来のチャンピオン候補として有力視している。 5)『34』──1993年に500ccクラスで世界チャンピオンになったケヴィン・シュワンツの番号。一定の年齢の世代にはスズキといえばコレである。1990~1992年に3連覇したヤマハのウェイン・レイニーとのライバルストーリーは今でも語り草である。
参考:これまでの希望ナンバー制
ナンバープレートの4桁以下のアラビア数字の番号について、ユーザーが自由に選べるのが希望ナンバー制。現在は登録自動車及び軽自動車(一部除く)において希望ナンバー制が導入されている。それぞれ導入されたのは、登録自動車が1999年、軽自動車は2005年。2026年度以降は、総排気量が125ccを超える二輪車についても、ユーザーが自由に番号を選べるようになる見込みだ。 ※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。