レアルFWロドリゴ獲得にプレミア王者が強い関心を示す?総額1億5000万ユーロのオファーに敏腕会長も売却を検討か
イングランド・プレミアリーグの王者、マンチェスター・シティはスペインの名門レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴ獲得に関心を示しているようだ。スペインメディア『fichajes.net』は、ロドリゴの移籍交渉が成立する可能性について現地時間2日に報じている。 同メディアは、「絶対的なストライカーであるハーランドの退団の可能性を受けて、ロドリゴをジョゼップ・グアルディオラ監督は主要なターゲットの一人としている」と前置きし、「シティは若くてダイナミックな才能に投資する傾向があり、常にチームを強化してプレミアリーグとヨーロッパでの優位性を維持する方法を模索しているようだ」と、なぜロドリゴ獲得にプレミアリーグの王者が関心を示しているのか、その理由について伝えていた。 一方で、マドリーの主力選手として活躍する同選手の移籍交渉は容易ではないとも予想しており、「豊かな歴史と最高レベルで競争し続けるという野心を持ち続けるレアル・マドリードは、最も貴重な資産の一つであるロドリゴを戦わずして手放すつもりはない」と、同選手獲得を希望しているシティに対して、基本的には交渉に強い姿勢で臨む可能性が高いことを指摘している。 もっとも移籍の実現可能性が0というわけではないようだ。記事では、「マドリーは、ラインナップの中心選手であることから、ロドリゴを売却したくない」と述べた上で、「シティのオファー1億5000万ユーロ(約240億円)から増額された、ボーナスを含む1億7000万ユーロ(約272億円)の逆オファーをする可能性がある」と、マドリーの会長であるフロレンティーノ・ペレス氏は金額によって同選手を手放すことも辞さない姿勢であることを強調していた。
フットボールチャンネル編集部