二桁得点も射程圏内

トッテナム戦でも大活躍のファン・ヒチャン photo/Getty Images

ウォルバーハンプトンは韓国代表FWファン・ヒチャンと新契約の交渉をしているようだ。英メディア『The Athletic』が伝えている。 ファン・ヒチャンはここまでリーグ戦では6ゴール2アシストを記録。シーズン序盤こそベンチスタートが多かったものの、限られた出場時間で結果を残し、5節リヴァプール戦からは8試合連続先発出場と一気にウォルバーハンプトンの主力選手に。特に、7節マンチェスター・シティ戦では少ないチャンスのなか、値千金の決勝ゴールを決めて一躍ヒーローになった。 現行の契約では2026年までとされているが、同メディアによると、27歳のファン・ヒチャンもチームへの残留を希望しており、新契約の交渉は前向きに進んでいるようだ。 ウォルバーハンプトンは、現在4勝3分5敗で12位と決して良い成績とは言えないが、直近のトッテナム戦は、後半アディショナルタイムにFWパブロ・サラビア、MFマリオ・レミナのゴールで劇的な逆転勝利を収めた。“格上”相手にも粘り強く戦い、勝ち点を狙えるのは大きな強みだ。さらに、チーム内得点王であるファン・ヒチャンがこのままのペースでゴールを積み重ねることができれば、ウォルバーハンプトンの上位浮上も見えてくるはずだ。