インテルが3季ぶり20度目のセリエA制覇! ミランとの「永遠に語り継がれる」歴史的ダービーを制す
[4.22 セリエA第33節 ミラン 1-2 インテル] セリエA首位のインテルが3シーズンぶり20度目のスクデット獲得を果たした。22日のセリエA第33節で2位ミランとの“ミラノダービー”に臨み、2-1で勝利。残り5試合でミランとの勝ち点差を17とし、優勝が確定した。 【写真】本田圭佑のイメチェンに反響「犬系男子でイイ感じ」「かっこよすぎる」「何しても似合う」 スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァで行われた一戦は、前半18分に均衡が破られる。インテルの左CKからDFフェデリコ・ディマルコのクロスをニアのDFバンジャマン・パバールが頭でそらし、DFフランチェスコ・アチェルビがヘディングで叩き込んだ。 後半4分には左サイドからFWマルクス・テュラムがカットインし、右足でグラウンダーのシュート。ゴール左に決まり、2-0とリードを広げた。 ミランは後半35分、左CKの流れからポストの跳ね返りをDFフィカヨ・トモリがヘッドで押し込み、1点を返す。終盤は両チームの小競り合いでミランのDFテオ・エルナンデスとDFダビデ・カラブリア、インテルのDFデンゼル・ダンフリースが退場する荒れた展開となったが、そのままインテルが2-1で逃げ切った。 イギリス『ミラー』によると、“ミラノダービー”の勝利によるタイトル獲得は史上初。試合前、インテルOBの元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキア氏はこう語っていた。 「ダービーでは信じられないようなものをたくさん見てきた。伝説的な選手たち。喜びと悲しみに震えるファン。素晴らしいゴールも、信じられないようなセーブも見てきた。でも、タイトルがかかっているダービーマッチは見たことがない」 「この試合は緊張するだろう。でも、ここでスクデットを獲得したことは、永遠に語り継がれるはずだ」 インテルはサン・シーロでの歴史的なダービーを制し、2020-21シーズン以来のイタリア王者に返り咲いた。