闇に浮かぶ秋の色…京都・永観堂禅林寺、ライトアップの試験点灯
紅葉の名所・永観堂禅林寺(京都市左京区)で、夜の特別拝観(11日~12月1日)に向けたライトアップの試験点灯が行われた。
境内や周辺には、イロハモミジやヤマモミジなど約3000本が植えられている。6日の試験点灯では、日没後に約700基のライトがともされると、赤や黄に色づき始めたモミジが暗闇に浮かび上がり、放生池の水面(みなも)に映えた。
今年は昨年よりもライトを150基ほど減らしたといい、奥垣内圭哲執事長は「月明かりの中、モミジをめでるという感覚で見てもらえる」と話した。
夜の特別拝観の受け付けは午後5時半~8時半。中学生以上700円。