【長崎】縄張り争いで…決闘容疑で少年5人逮捕
NCC長崎文化放送
不良グループ同士の縄張り争いで「決闘」をしたとして、長崎市と諫早市の少年5人が逮捕されました。 【写真】縄張り争いで…決闘容疑で少年5人逮捕
「打倒長崎県警」。諫早署が押収した特攻服やヘルメットに書かれていました。 決闘容疑で逮捕されたのは、長崎市や諫早市を活動拠点とする不良グループに所属する17歳から18歳の少年5人です。 このうち長崎市の無職の17歳の少年と、諫早市の無職の17歳の少年は、3月6日(水)の午後6時45分ごろ、諫早市内の立体駐車場で、互いに組み合い、拳で殴り合うなどの決闘をし、ほかの3人は決闘に関与した疑いです。 長崎市の少年を含む4人は長崎市内やその周辺を縄張りとする不良グループのメンバーだった一方、諫早市の少年は諫早市を縄張りとする別の不良グループの『自称リーダー』。 長崎市の少年は、自分たちの縄張りで諫早市の少年たちが暴走行為をしていたとして不満を抱いていたところ、諫早市の少年がネット上で通称「コルク半」と呼ばれるヘルメットを入手しようとしていていることを把握。その「コルク半」の争奪を口実に、負けたらグループを解散させることを条件に、1対1での「決闘」、いわゆる「タイマン」を挑んだということです。 通行人から「パンツ1枚で逃げて来た男がいる」との通報で発覚しました。 決闘容疑での摘発は、記録が残る1966年以降、県内初ということです。 5人は「決闘」の事実を認めている一方、関与した少年3人のうち2人は「決闘の経緯は知らない」などとして一部否認しています。
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