検察「その後は?」 岡村被告「水巻に行きました。家までは行っていません」「つぐみさんの所にお金を借りに行くということで近くまで乗せていった」 検察「6月2日午後1時31分、和美被告から岡村被告に電話があった。どんな話?」 岡村被告「・・・つぐみさんから投げられてかっとして首を絞めた」 検察「そう言っていた?」 岡村被告「はい。和美被告から『人ってどれくらい首を絞めたら死ぬ?』って聞かれました」 検察「和美被告と楠橋駅で合流?」 岡村被告「合流してから話した。家で起きたことについて話した」 検察「首を絞めたと言っていたか?」 岡村被告「はい」 検察「金を受け取った?」 岡村被告「91万円です」 検察「何の金?」 岡村被告「和美被告と私には借金があって、貸していたお金の返済で受け取った」 検察「どうやって手に入れた金と和美被告から聞いた?」 岡村被告「首を絞めて失神している時に通帳が入った鞄を持って口座から金を出して手に入れたと聞いた。でも和美被告は犯人じゃないと思っています」 ■弁護側の証人尋問・和美被告と岡村被告の関係 弁護「被告はどういう人?」 岡村被告「優しい人です」 弁護「ホームレス知っていたか?」 岡村被告「はい」 弁護「どうしてホームレスになった?」 岡村被告「育児に悩んで家を出ました」 ■弁護側の証人尋問・岡村被告が金を受け取った理由 弁護「和美被告が岡村被告に金を送っていた?すべて和美に渡していた?」 岡村被告「はい」 弁護「2004年から2023年の約20年で総額5800万円、間違いないか?」 岡村被告「間違いないです」 弁護「使ったことはあるか?」 岡村被告「ありません」 弁護「和美被告に金貸したことある?」 岡村被告「総額で500万円です」 弁護「契約書は?」 岡村被告「信用していたのでそういうことはやっていません」 弁護「返済は?」 岡村被告「事件当日の91万円が初めて」 弁護「和美被告の送金、稼ぎ方知っていたか?」 岡村被告「売春です」

弁護「売春を教えたか?」 岡村被告「ありません」 ■弁護側の証人尋問・6月2日について 弁護「午後1時半に和美被告と電話?」 岡村被告「つぐみさんから投げられてかっとして首を絞めたと言われた」 弁護「聞いて本当のことと思った?」 岡村被告「いいえ、冗談だと思った。和美被告は物騒なことを言うから、和美被告がそういうことをする人じゃないと思っている。つぐみさんから車と通帳をてっぱった（盗った）と聞いた」 弁護「和美被告が犯人でないと思っていた理由は?」 岡村被告「そんなことをする人じゃありません。しないと思います」