IBF世界バンタム級ランキング堤聖也は3位のまま 1、2位は空位
プロボクシングの国際ボクシング連盟(IBF)は11日(日本時間12日)、最新の世界ランキングを発表した。バンタム級(53・5キロ以下)では1位だった西田凌佑(六島)が、先月4日のタイトルマッチで王者エマヌエル・ロドリゲス(プエルトリコ)を下して王座を獲得。4月度ランキングでも空位だった2位に加え、1位も空位となった。前回と変わらず堤聖也(角海老宝石)が3位。4位にはクリスチャン・ヒメネス(メキシコ)、前王者のロドリゲスは6位に降格した。 日本人では、10位だった東洋太平洋同級王者の栗原慶太(一力)が9位に、逆に9位だった比嘉大吾(志成)が10位となった。増田陸(帝拳)は15位のまま変動はなかった。 バンタム級は西田に加え、WBAが井上拓真(大橋)、WBCが中谷潤人(M・T)、WBOが武居由樹(大橋)と主要4団体の王座を日本人が独占。WBA世界同級7位の那須川天心(帝拳)も王位を狙うなど日本人の層が厚く、ファンの関心も高まっている。
報知新聞社