「日本製鉄」「デンソー」に秘められた日本株の実力…!2025年を見すえて仕込む「珠玉の30銘柄」を一挙公開する!
キーワードは、「成熟」+「キャッシュ・リッチ」
コロナ禍以降の過去3期の本決算時のデータについて、毎期の設備投資額および研究開発費の成長率が10%未満(マイナス含む)であり、かつ毎期の純資産成長率がプラスとなっている銘柄は、まぎれもなく「成熟キャッシュ・リッチ銘柄」と言えるだろう。 加えて、設備投資額および研究開発費の過去3期の成長率の平均値が、いずれも純資産成長率の過去3期の平均値を下回っているという条件を付け加えている。 この両条件を適用することで、単年度で意欲的かつ大規模な事業投資実施し、その後の反動減をならした結果として抽出条件に合致してしまうことを抑制でき、近年は投資需要に乏しい状態で利益剰余金が資本に積み上がっている銘柄を抽出することが可能となるだろう。 この条件に合致する銘柄を、次ページにて公開しよう。
ついに公開!成熟&超リッチの「珠玉の30銘柄」
図:成熟キャッシュ・リッチ銘柄の例 業種を限定したわけではないが、顔ぶれとしては、現在の不安定な世界経済の状況を反映してか、製造業や資源などの景気敏感株が大半を占めていることが分かる。 ある程度的を射た銘柄の抽出となっている印象だ。 業績は不透明であっても、前述のように増配や自社株買いは株価の底堅さを担保しうる。つまり、これらの銘柄が、成熟企業として今後過度なリスクを負うことなく、豊富な資金で淡々と株主還元の強化することで株価の押し上げが期待される可能性が高いといえそうだ。 さらに連載記事『三菱UFJ・ホンダも安い…!またもや日本株に降臨したバフェットが「次に狙う銘柄」を大胆予想!プロが発見した「神のセオリー」、その全貌を公開する!』でも、魅力的な銘柄群を紹介しているので、こちらも参考にしてほしい。
大川 智宏(智剣・OskarグループCEO兼主席ストラテジスト)
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