宝塚歌劇団パワハラ 上級生が遺族に謝罪へ 宙組女性死亡問題 阪急阪神HD角会長も直接謝罪で調整
去年、宝塚歌劇団の俳優が死亡した問題で、パワハラをしていたとされる上級生が遺族に謝罪する方向で調整していることがわかりました。 この上級生に対しては、去年9月に死亡した歌劇団宙組の女性(25)の遺族が、女性に対するパワハラがあったとして謝罪を求めていました。 一方、去年11月に歌劇団側の依頼により、外部の弁護士がまとめた報告書では上級生らによるパワハラ行為があったとは認められませんでした。 遺族側は歌劇団側に対し、パワハラを認めた上で謝罪するよう求め、報告書の内容にしばられない合意の成立に向けて話し合いを重ねてきました。 その後の関係者への取材で、パワハラをしたとされる上級生が遺族に謝罪する意向を示していることが新たに分かりました。 歌劇団を統括する阪急阪神ホールディングスの角和夫会長も遺族に直接謝罪する方向で調整しているということです。 遺族側の代理人は28日に歌劇団側と話し合った内容について会見を開くとしています。
ABCテレビ