【阪神】23イニングぶり得点から3タテ阻止!2年ぶり先発豊田が起爆剤&原口「神走塁」&ソロ
<日本生命セ・パ交流戦:オリックス0-5阪神>◇13日◇京セラドーム大阪 阪神が「関西ダービー」3戦目を制し、今季2度目の同一カード3連敗は阻止した。4回に23イニングぶりの得点で先制し一挙4得点。チームにとって交流戦通算200勝となった。 2回2死満塁、3回1死一、二塁と2イニング連続で好機をつくるも無得点。しかし4回に一気に流れを変えた。先頭の原口が四球で出塁すると、1死一塁から、2回にプロ初安打を放った豊田寛外野手(27)が左翼フェンス直撃の二塁打。1死二、三塁と好機を広げると、梅野の遊ゴロの間に三塁走者原口が生還。左手で相手のタッチをくぐりぬけ、ベースをかすめる「神走塁」で先制点をもぎとった。 9日西武戦以来、23イニングぶりに得点すると、木浪が適時二塁打で続き、さらに森下が2点適時二塁打を放ち一挙4得点。5月16日中日戦(バンテリンドーム)以来の1イニング4得点で、オリックス先発の田嶋を一気に攻め立てた。さらに、7回2死から原口が3番手才木の初球を捉え、5点目の2号ソロ。大きな追加点となった。 阪神先発の西勇輝投手(33)は初回味方の失策から安打を許し無死一、二塁とされるも、中飛と遊直で併殺に打ち取り無失点。ここからスイスイとアウトの山を築き、今季3勝目。京セラドーム大阪では3連敗中だったが、4年ぶりの白星で同球場通算40勝。61勝した金子(日本ハム)に次いで2人目となった。