あなたはどう思った? CES2024で初公開された、注目のホンダ新EVコンセプトカー2台を見に行ってみた!
ホンダウェルカムプラザで、2台のコンセプトカーを間近に見られます
まだ記憶に新しい、CES2024でのホンダの「0シリーズ」世界初公開。3月5日(火)から3月10日(日)まで、「ホンダ0シリーズ」のコンセプトカー2台の実車が、東京都港区のホンダウェルカムプラザ青山に展示されています。筆者は、展示2日目の午前中に訪れました。 【写真】ついに発売された11代目アコード! 注目の内外装のフォトギャラリーをみる (102枚) ホンダ0シリーズがどういうものか。先の記事で解説していますのでざっくりと説明します。こんにち進化を続けるEVは、航続距離を伸ばし使い勝手を高めると、搭載するバッテリーが増え、車重がかさむ。 これに対し、薄く軽い専用プラットフォームを採用し空力性能の向上をめざす。次世代のコネクテッド技術も追求し、社会やユーザーと共鳴するクルマをつくる……これが0シリーズの開発アプローチ「Thin(薄い)/Light(軽い)/Wise(賢い)」であると、ホンダは説明しています。 そのアプローチを表現するコンセプトカーとしてCES2024でアンベールされたのが、いまウェルカムプラザに展示されている2台というわけです。前置きはこんなところにして、さっそく見ていきましょう。
まさに低く薄い「SALOON」は、ガルウイングドアの開閉も
まずは黒いほうの「SALOON(サルーン)」。実物を目の前にすると、ワイド&ローなプロポーションが写真で見ていた以上に印象的。余計なキャラクターラインがなく、つるんとしたプロポーションは新鮮です。輸入高級車を中心に、このようなフォルムのBEVが増えつつありますが、ここまできたか! とおもいました。 つぎに印象的なのは、広いグラスエリア。サイドには、長さ2mはあろうかという巨大なガルウイングドアがレイアウトされるのですが、そのドアのサイドもルーフもグラスエリアで埋め尽くされています。 フロントウインドウの大きさにも驚かされました。下辺がサイドウインドウよりもずっと下にあり、いかにも視界がよさそう。フロントの車幅いっぱいに広がるディスプレイや、車内の特徴的なステアリングは、コンセプトカーならではのデザインなのだろうなあ、と思っていました。つぎの「SPACE-HUB(スペースハブ)」を間近に見るまでは……。