祇園祭・山鉾巡行 順番決める「くじ取り式」
祇園祭のハイライト、山鉾巡行の巡行順を決める「くじ取り式」が2日行われ、山一番は、17日の前祭が「油天神山」に、24日の後祭は「黒主山」に決まりました。 午前10時、京都市会議場で行われた「くじ取り式」では、はじめに祇園祭山鉾連合会の木村幾次郎理事長が「今年は後祭復活から10年になる。これからも100年200年と継承していきたい」とのべました。くじとり式は、行列の先陣争いが絶えなかった室町時代に始まったとされる行事で、巡行の順番があらかじめ決まっている「くじ取らず」の山や鉾10基を除いた24基の代表が羽織袴姿で登壇し、次々とくじを引いていきました。前祭では、先頭をゆく長刀鉾の次となる「山一番」のくじを22年ぶりに油天神山が引き当てました。一方、後祭の山一番は6年ぶりに黒主山となりました。山鉾巡行は、前祭が17日、後祭は24日に行われます。