幾田りら×あの、映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』で衝撃のダブル主演!
突如、東京の上空に襲来した宇宙船の下で生きる門出とおんたん。非日常が日常に溶け込んだ世界で、彼女たちは女子高生らしい明るく楽しい日々を過ごしている。 「彼女たちの生き方を見ながら、自分はなにを大切にして生き、どんな最期を迎えるんだろうってすごく考えました。でもやっぱり門出やおんたんみたいに自分にとっていちばん大切な人と一緒に過ごしたいなって。大事なものだけを抱えて最期を迎えたいなと思いました」(幾田) 「どう生きるか、なにを守るか。それはひとそれぞれだと思うけど、誰になにを言われようと自分にとって絶対って思えるものを選ぶべきだと思いました。僕自身、おんたんを演じることによって自分にとっての“絶対”を確認できました」(あの) この作品で声優に挑戦したことは、ふたりに小さくない変化を与えたようだ。 「僕は声を批判されることが多いんです。でも声優という仕事はそれを武器にできる。自由自在に声で表現し、遊ぶことができて楽しかったし、救われたような気がしました」(あの) 「大変なこともありましたけど、とにかく楽しかったです。声だけで誰かの人生を生きるという経験をして、自分のなかにこれまでなかった感情の引き出しがどんどん開いていくような感覚がありました」(幾田) 互いに相性の良さも感じたという。 「おたがい音楽をやっているということもあって、感覚、運動神経みたいなものの波長があわせやすかったです。すごく心地よいリズムで掛け合いができました」(あの) 「出来上がった作品を観たとき、私とあのちゃんのやり取りがちゃんと門出とおんたんになっていると感じて、感動しました」(幾田) 奇想天外なストーリーと、繊細で美しく迫力満点のアニメーション。ふたりの声はその独自の世界に観客を引き込んでいく。話題作りなどではない。ふたりの声ぬきに『デデデデ』を語ることはできないと断言できる。
幾田りら シンガーソングライター 2000年生まれ、東京都出身。シンガーソングライターとして活動し、2023年に1stアルバム『Sketch』をリリース。2021年には『竜とそばかすの姫』で声優を務める。 あの アーティスト 2020年からソロの音楽活動を開始。パフォーマンスやファッションが注目を集める。タレント、俳優、モデルとしても活躍する。2024年冬には映画『推しの子』にも出演。