難関資格を続々取得!“FP1級”サバンナ八木真澄が教える、ラクラク節約術「白州の空き瓶にトリスを移して飲もう」
もっとも重要で生きやすくなるポイント
――著書の中には、物価高・低賃金でも生き抜くための75個のポイントが載っています。この中で、もっとも重要だと思うのは? 八木:見栄を張らないことだと思います。例えばノーブランドのバッグを使っている人に、「自分はヴィトンのバッグを使っている」と自慢する人がいたとします。こういう人は後で自分が苦しくなるんです。なぜなら、ヴィトンよりも高級なバッグを持ってる人は世の中にたくさんいて、その人と会った時に優越感が劣等感に変わってしまうから。 でも、「バッグは物を入れて運ぶモノ」だと割り切って、ノーブランドのバッグでも気にせずに使っていたら、どんなに高級ブランドのバッグを持っている人と出会っても何も感じないですよね。そうやって、物事を突き詰めて考えていったら、自分をブラさずに過ごせると思います。
簡単に取り入れられる八木流節約術
――簡単に取り入れられる節約術も教えてください。 八木:色んなパターンがあるんですが、お酒好きの人にオススメなのは、好きなウイスキーの空瓶に業務用ウイスキー入れて飲む方法です。僕は「白州」が好きなのですが、10年前よりだいぶ値上がりしてなかなか手が出せなくなったので、比較的安い「トリスウイスキー」の業務用ボトルを買って、少しずつ白州の瓶に移してから飲むようにしてます。2杯目から酔ってきて、白州を飲んでいる気分になれます。 他には、アミューズメントパークの年パスを買って、子どもが「行きたくない」というまで徹底的に遊ばせまくる方法もあります。我が家は「ひらパー」と「USJ」の年パスを持っていて休みの日のたびに行くので、いつの間にか、子どもがひらパーのお化け屋敷を怖がらなくなりました。 難易度の高いシューティングゲームもあるんですが、行くたびにやるので家族全員が毎回高得点を出して景品をもらえるようになりました。ついには子どもに「もう行きたくない!」と泣かれました(笑)。 これは、元を取るための節約術でもありますが、教育にも通じているところがあります。ゲームもYouTubeも、1日1時間までといった制限を設けず、徹底的に子どもにやらせると、そのうち満足して見向きもしなくなるんです。ただ、自分ルールはあくまでも自分のものなので、他人に強要するのはダメですよ。そこだけは気をつけてくださいね。