【広島好き】優勝争いする広島打線の中軸担う「ゾノスエサク」は新たな広島打線の顔となれるか!?
「今は3番小園、5番坂倉が変わらず状態がいいので、今は4番というよりは3番、5番をうまくつなぎ合わせられる形にはしたいなと。(互いに)“あとは任したわ”とか、“頼んだ”みたいな。全員がいい感じになっているので、それはそれでいいのかなと思います」。
9試合続けて4番を任される末包は2人の存在によって、「つなぎ」の意識をより強くする。24日阪神戦での決勝2点二塁打も、つなぎの意識が逆方向への二塁打となったと自己分析していた。
当時の「タナキクマル」と比較すると、経験値や実績では及ばない。しばらくは秋山翔吾や菊池涼介、野間峻祥といった経験ある選手に引っ張ってもらうことになるかもしれない。「ゾノスエサク」の成長は、今後の優勝争いだけでなく、来季以降のチームを照らしていく明るい希望となる。
文:前原淳
前原淳