衆院選へ取締本部 茨城県警、4600人態勢
15日公示、27日投開票の衆院選で、茨城県警は10日、選挙違反取締本部を県警本部と県内全27署に設置した。約4600人態勢で選挙違反に目を光らせる。 県警捜査2課によると、9日現在で衆院選関連の警告件数はポスターや看板を違法に掲示する「文書掲示」の1件。 同課の山口季之代理は「悪質な選挙違反に重点を置いて取り締まりに当たる。軽微な違反に関しては、県や市町村の選挙管理委員会と連携して適切に対応していく」としている。街頭演説や遊説など選挙運動への妨害行為に対しても「公正な選挙に対する妨害は取り締まらねばならない」と語った。 県警は前回21年衆院選で、違法な選挙ちらしなどの頒布や掲示計60件、期間外のビラ配布など計62件について警告した。
茨城新聞社