国の暫定指針値超えのPFASが岡山市御津地区の三谷川(旭川の支流)周辺から検出 水道水に影響なし
岡山放送
岡山市北区御津地区を流れる三谷川周辺で、有害性が指摘されている有機フッ素化合物PFASが国の暫定指針値を超えて検出されたことが分かりました。 岡山市が会見で明らかにしたものです。全国的に川の水からPFASが検出されていることを受け、水道水の水源である旭川の支流を調査したところ、北区御津地区の三谷川の向田橋では、国の暫定指針値の2.6倍にあたるPFASが検出されました。現時点で、原因は分かっていません。 三谷川周辺の水道水からはPFASは検出されておらず、今のところ健康被害の報告はないということです。また、三谷川が合流する旭川ではPFASは検出されておらず、市内全域の水道水に影響はないということです。 (岡山市水道局 水質試験所 中原久典所長) 「今回、調査を行った三谷川周辺はもとより、旭川本流を取水源とした水道水を安心して利用してもらえる」 2023年10月、岡山県吉備中央町の浄水場から国の暫定目標値を大きく超えるPFASが検出されましたが、今回検出された三谷川とは別の水源であるため、岡山市は関連性はないとしています。 市は、引き続き水質調査を行い、調査結果を随時HPで公表することにしています。
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