プロバスケの千葉ジェッツが千葉市長表敬訪問 来季は「絶対にチャンピオンシップを」
プロバスケットボールチーム「千葉ジェッツふなばし」の田村征也社長らが10日、千葉市役所に神谷俊一市長を表敬訪問した。昨季の戦いを報告するとともに、新シーズンでのさらなる飛躍を誓った。 ジェッツは昨季、Bリーグのレギュラーシーズンで東地区3位。王者を決めるチャンピオンシップはベスト4だった。日本や韓国、台湾などの東アジアの強豪クラブが争う東アジアスーパーリーグ(EASL)では日本のクラブとして初となる王座を獲得。天皇杯全日本バスケットボール選手権大会でも2年連続5度目の優勝を果たし、強豪クラブの地位を確固たるものにしている。 大倉颯太選手は「アジアの知らないチームと対戦することも多かったが、限られた時間の中で抑えるべき特徴を頭に入れて、いい方向に試合を運べた」と振り返り、小川麻斗選手は「点を決め切る力をさらにつけて、チャンピオンシップを絶対に獲りたい」と来季の抱負を語った。 来季の新本拠地となる「LaLa arena TOKYO―BAY(ららアリーナ東京ベイ)」(船橋市浜町)も完成。収容人は約1万人を誇り、田村社長は「センタービジョンを生かした演出などで常に満員にしていきたい」と意気込んだ。 神谷市長は「国内外で試合を続ける厳しいスケジュールの中で戦い抜いたことに敬意を表したい。千葉市としても応援していく」と激励した。 ジェッツは今後、ホームタウンの船橋市などを巡って戦績の報告などを行う。 (松崎翼)