【イベントレポート】「ライオン・キング」尾上右近と松田元太が劇中歌披露、けんけん&げんげんの仲に
映画「ライオン・キング:ムファサ」のイベントが、11月12日に東京・TIAT SKY HALLで開催。吹替版でムファサ役を務めた尾上右近と、タカの声を担当した松田元太(Travis Japan)が登壇し、劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」を披露した。 【写真】劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」パフォーマンスの様子 同作は、1994年にディズニーアニメーションとして誕生した「ライオン・キング」の始まりの物語。主人公は、のちにサバンナの王となる宿命を背負ったライオン・シンバの父にあたるムファサだ。孤児であるムファサを群れに受け入れるライオンの王子で、スカーの若き日の姿であるタカも登場する。 自身が演じるキャラクターをイメージした衣装で登場した2人。右近はムファサについて「両親と生き別れになって孤児となってしまうんですけど、流れ着いた先で助けてくれたのがタカ。血のつながりを超えた兄弟の絆が生まれ、希望あふれる地に旅立ち、その先でいろんなことが起きて変わっていくキャラクター」と説明する。松田は「ヤングタカの時代は自分のカラーも出しつつ、タカに寄り添いながら明るく元気にできました。スカーになるというタカのマインドや思いを大事に演じるのが難しかった部分でもあるし、楽しくもありましたね」と振り返った。 また右近は、今作が初共演となった松田の印象を聞かれると「直接会う前からげんげん(松田)のことは知っていたが、実際に会ってさらに好きになった。リスペクトしてくれて、気遣ってくれて、甘えてくれて、信じてくれる。この関係値に非常に感謝しています」と話す。松田は「初めてご挨拶したときに『(本名である研佑が由来となったニックネームの)“けんけん”って呼んで。“げんげん”って呼んでいい?』と言ってくださった。すごく明るくて優しくてユーモアがある素敵な先輩。そしてお兄ちゃんという風に感じて、より大好きになりました。日々大好きを更新しています」と笑顔を浮かべる。 ムファサとタカの“兄弟の絆”を歌った劇中歌「ブラザー/君みたいな兄弟」。何度も目を合わせながら息ぴったりに歌唱した右近と松田は「歌を通じて、お互いの存在をより強く感じられました」、「ムファサとタカの絆を感じるし、映画を楽しみにしてくれているファンの方との絆も感じられてうれしかったです!」とそれぞれ述べる。観客からはアンコールの声も上がるなど、イベントは盛り上がりを見せた。 バリー・ジェンキンス監督作「ライオン・キング:ムファサ」は、12月20日より全国ロードショー。 (c) 2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.