山形県内は、5日も山形市で最高気温が33.8度を記録するなど連日、暑い日が続いています。さらに来週半ばからは高温の日が続く予想です。少しでも快適に過ごすためドラッグストアでは暑さ対策グッズが人気を集めています。 5日正午すぎ、JR山形駅前の大通りでは強い日差しを避けようと日傘をさしたり、日陰で佇んだりする人の姿がありました。日中の最高気温は、山形で33.8度、米沢で32.2度、鶴岡で31.6度と、県内22の観測地点中16地点で真夏日となりました。こうした中、山形市のドラッグストアにはー。 記者リポート「こちらのドラッグストアでは入り口のすぐ近くに暑さ対策グッズが並べられています」 「ドラッグヤマザワ宮町店」では早々とゴールデンウイーク前には暑さや日差し対策グッズの特設コーナーを設置しました。汗を拭くボディシートや冷却スプレーなど40種類以上が陳列されています。その中でも注目されている商品は。 ドラッグヤマザワ宮町店相沢奈央店長「SNSでよく取り上げられていまして女性とかだとドライヤーをかける時に暑くなってしまうんですけどもそういう時にヒンヤリ使える商品になっています」 これはドライヤーで髪を乾かす際の暑さ対策グッズです。記者が実際に使ってみました。髪を乾かす前にメントール入りの液体を直接頭皮に塗って使います。 記者リポート「塗ったばかりだとそこまで冷たくはないんですけどドライヤーで温風を当てていても手の方は暖かいのに頭皮は冷たくなる。不思議な感覚で面白い」 店内で一番人気の商品はネッククーラーです。 ドラッグヤマザワ宮町店相沢奈央店長　「これが一番売れている商品。冷凍庫や冷蔵庫で短時間で冷やすことができ、繰り返し使うことができるので経済的という面もあって売れているんだと思う。1か月で40個以上売れた」 取材中にも、ネッククーラーを買い求める人の姿がー。 購入者「（誰が使う？）私。今までは保冷剤を巻いていたんだけど。テレビで宣伝していて楽だなぁと」 暑さ対策グッズはこの他にも、男女ともに使いやすいデザインの日傘や汗ばんだ髪の毛や頭皮をさっぱり拭うことが出来る手袋型のメンソール入りボディーシートなども販売されていました。 仙台管区気象台によりますと、東北地方の向こう2週間の気温について、来週半ばごろから平年より2.5度以上高い、かなりの高温となる日が多くなる見込みです。気象台は熱中症になりやすい状態が続くとして健康管理に注意するよう呼びかけています。