【ガールズケイリン】梶田舞が「今年で一番」に感激! 2日に向日町競輪F1・2日目
京都向日町競輪場では6月1日からの日本名輪会カップ・第7回「荒木実賞」でガールズケイリンが行われている。 初日(1日)の予選1・6Rは最終ホームから反撃に出た山口優依(29)=愛知・124期=を追った中野咲(27)=愛知・110期=が、最終バックからまくりを放って白星。しっかりマークした梶田舞(37)=埼玉・104期=が2着に入った。 7Rは最終ホームで前団を叩いて出た当銘沙恵美(25)=愛知・118期=の後位から石井貴子(34)=千葉・106期=がまくって1着。荒川ひかり(29)=茨城・110期が続いた。 梶田は打鐘で最後方。「このままだったらどうしよう」と不安がよぎったが「付いていくだけ」と腹をくくって追走。「最近はあまり2着がなかったのに初日から取れて、うれしいしかないですね。中野さんのスピードがすごかったし、ちぎれなくて良かったです」と笑顔をはじけさせた。 「それより…」と言うのはファンの声援が多かったこと。「今年で一番、名前を呼んでもらえたんです。私が引退した地元の(山本)レナさん=106期=の師匠だったから? レナさんのファンが応援してくれたんでしょうか」と言うが、堅実な走りが支持されているからに違いない。 グランプリを2回制した実力者。病気などもあって成績を落としているが、まだまだ健在だ。2日目7Rも決勝キップをつかむために粘りの走りを見せる。
報知新聞社