山中瑶子×河合優実「ナミビアの砂漠」公開日は9月6日、上海国際映画祭に出品決定
山中瑶子が監督を務め、河合優実が主演した「ナミビアの砂漠」の公開日が9月6日に決定。あわせて本作が6月14日から23日に開催される、第26回上海国際映画祭インターナショナル・パノラマ部門のカンヌ・エクスプレスへ出品されることも明らかになった。 【画像】河合優実の主演作「ナミビアの砂漠」場面写真はこちら 本作は何に対しても情熱を持てず、恋愛ですらただの暇つぶしだと感じている21歳のカナを主人公とした物語。河合がカナを演じ、彼女と徐々に関係を深めていく自信家のクリエイター・ハヤシに金子大地、カナの身の回りの世話を焼く同棲中の恋人・ホンダに寛一郎が扮したほか、新谷ゆづみ、中島歩、唐田えりか、渋谷采郁、澁谷麻美、倉田萌衣、伊島空、堀部圭亮、渡辺真起子らもキャストに名を連ねた。第77回カンヌ国際映画祭では国際映画批評家連盟賞に輝いている。 カンヌ・エクスプレスはカンヌ国際映画祭で上映された作品のうち、選りすぐりの作品をいち早くアジアで上映するという狙いで設けられたセクション。上海国際映画祭のプログラミング部門マネージャーは「山中監督は本作で現代の日本の若者たちの恋愛や人生を鋭い視点で描いている。彼女がレンズで捉える彼らは、シニカルな魅力と今にも爆発しそうな情熱にあふれていて、まるでニューウェイヴ映画の主人公を見ているようでもある」とコメントしている。 「ナミビアの砂漠」は東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。 ■ 上海国際映画祭 プログラミング部門マネージャー コメント 山中瑶子監督が19歳の時に独学で作った初長編「あみこ」は第68回ベルリン国際映画祭のフォーラム部門に、史上最年少で招待された。しかし彼女の本当の意味での初長編は本作だと言えるだろう。2024年カンヌ国際映画祭の監督週間に選ばれ、国際批評家連盟賞を受賞。山中監督は本作で現代の日本の若者たちの恋愛や人生を鋭い視点で描いている。彼女がレンズで捉える彼らは、シニカルな魅力と今にも爆発しそうな情熱にあふれていて、まるでニューウェイヴ映画の主人公を見ているようでもある。ヒロインを務めるのは“令和の山口百恵”と言われている河合優実。彼女の自然な演技が新鮮かつチャーミングな活力を作品に注入している。 (c)2024『ナミビアの砂漠』製作委員会