（菅井貴子気象予報士が解説）午後5時40分現在 ◆きょう29日(金)の気温 　南風が強く、朝から気温が高くなりました。 　札幌は11.8℃まで上がったほか、森町は14.2℃でした。 　一方、十勝地方の内陸部は、日中は5℃以下で、　 　新得町では8センチの雪が降り、積雪の増えた所もありました。 ◆融雪災害 　岩見沢は17センチで、前日より20センチ以上も減りました。 　雨と暖気で、雪解けが加速しています。 　札幌も34センチで、前日より12センチ減っています。 　週末にかけても、雪解けが進みそうです。 ◆積算降水量 　太平洋側では、100ミリを超えた所もあり、 　3月としては記録的な大雨の所もあります。 　今夜遅くにかけても、道東は大雨や強風が続くでしょう。 　天気が回復しても、地盤が緩んでいますので、 　土砂災害、河川の増水など融雪災害にご注意下さい。 ◆黄砂が飛来 　このあと、シーズン初の黄砂飛来となりそうです。 　北海道のピークは30日(土)でしょう。 　にわか雨の時間があり、汚れた雨なので、傘は必須です。 　車や窓ガラスが汚れるほか、アレルギー症状が出るかもしれません。 　また、部屋の換気は、窓を開けず、フィルターのついた換気扇などが良いでしょう。 ◆札幌10日間予報　30日(土)～4月8日(月) 　31日(日)は天気が回復しますが、空には黄砂が残り、かすむかもしれません。 　来週は、晴れる日が多く、気温は上がるでしょう。 　日陰の雪もとけて、自転車などの出番です。衣替えも進めておきましょう。 　特に、7日(日)の予想最高気温は18℃で、5月下旬並みです。