「エヴァ」「巨神兵」「シン・ゴジラ」 庵野秀明さんの創作活動をたどる
25日から長野県立美術館で
長野県立美術館(長野市)で25日、人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」や「シン・ゴジラ」などの映画制作で知られるクリエイター庵野秀明さんの創作活動をたどる企画展「庵野秀明展」が始まる。これまでに手がけた作品の原画、下描きなど貴重な資料約2千点を見ることができる。24日に報道向けの内覧会があり、展示室が公開された。 エヴァンゲリオン関連ではキャラクターのイメージ画、デザインイラストなどが並ぶ。スタジオジブリのアニメ映画「風の谷のナウシカ」で、「巨神兵(きょしんへい)」が登場するシーンの原画用下描きも。総監督と脚本を務めた「シン・ゴジラ」のゴジラや、企画と脚本を務めた「シン・ウルトラマン」に登場する怪獣の初期イメージ画も展示されている。 会場には1960年生まれの庵野さんが子どものころに影響を受けた「ウルトラマン」や「仮面ライダー」の人形、模型も並べた。庵野さんが学生時代にウルトラマンをイメージして撮影した貴重な短編映像も公開している。 来年2月18日まで。一般1700円、大学生と高校生1400円、中学生以下無料。水曜日と年末年始(12月27日~1月3日)は休館する。